【シェア拡散希望】被災された方から支援者の方へ
台風19号の爪痕は大きく、
被災地ではまだまだ大変な状態が続いています。
その状況を知るにつけ、心が痛みます。
ただ、何か出来ないか、役に立ちたいと思って行動しても
それが被災された方にとっては好ましくないことだったり、
想いを伝えたものの、やはり被災された方の気持ちとギャップがあり
それが残念なことになってしまったりすることもあります。
私自身何が出来るかと思っても何も出来ず
寄り添うという事に関して、反省したり、考えたりする日々です。
実は被災された方から、支援される方へ、気持ちを書いたものをお預かりしました。
その方はWifi環境がないことと、SNSで発信していないことから
書いた文章を私に託して下さいました。
その方のかわりに発信したいと思います。
まだまだ大変な状況も続きますし、
あまり想定したくはありませんが、地球温暖化により今後もこのような状況は起きると思われます。
そんな時に知っていただきたい情報ですので、是非シェアしたり、支援される方にお知らせしていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
なお、この中で使用している写真は被災されたまた別の方が提供して下さいました。
心に少し余裕が出てきて、そして初めて被災者となり、思った事があります。
私が支援する側だったら、好意でやろうとしている事、やってしまった事が、支援される側として、時に困ってしまう事がこんなにたくさんあるのか、ということです。
(大分水が引いた時の写真)
⚪︎突然の訪問
とにかく片付けで手一杯、少しでも早く片付けてしまいたい時に、会いにきてくれるのは物凄く嬉しいのですが、作業が数10分単位で中断してしまう。
家族や、お手伝いに来てくれて一生懸命に作業してくれている友人の横で、手を止めて近況報告などをしているのが申し訳なくなります。
心得てくださっている方は、差し入れだけポンと置いてすぐに帰って行かれます。(差し入れだけが欲しいのではありません)
朝や夜にお礼のメールや電話を出来るので、そうしてくださる方はとても助かりました。ありがたいです。
⚪︎着るものの支援
今必要ではない衣類は置く場所もなくかえって荷物になってしまう。
サイズ、年代、季節問わず袋にたくさんいただいても、明らかに着れない、他に回す暇がない、回される方も今はそれどころじゃない。
今必要な物をピンポイントで助けていただけるとありがたいです。
靴下や下着、作業に適したカッパや、汚水で汚れるため捨ててしまっても良い動きやすい衣服、使い古しのタオルがあると喜ばれると思います。洗濯もままならないためです。
新しいタオルは吸水性がないので使えませんでした。
時間に余裕がある時に、今必要としているものは何かを聞いてくれたり、いるものだけ選んでもらいそれ以外は持ち帰っていただけたらとてもありがたいです。
写メで「この中からいるもの選んで」と言ってくれたのはとても助かりました。
○お食事の支援
ありがたいことに、たくさんの食べ物を頂戴するのですが、むかなければ食べられない果物などは、荷物になってしまいます。包丁がないのです。
むいてカットしていただけていたらすごく嬉しいかも!
缶詰などは、ゴミが出るのでそれを片付けるのが大変です。
⚪︎安否の電話
これもまた作業の中断になります。
汚れた手袋を外して電話に出るのは意外と大変です。
緊急の用事以外は、メールなど時間のある時に見られるので、その方がありがたいです。
そしてSNSでのメッセージは、日時問わず、ものすごくものすごく嬉しくて、ものすごくものすごく励みになります!
夜寝る前や朝など、何度も読み返したりして、宝物になっています。
⚪︎その他
衛生的にも来て欲しくないと思う場合もあります。迷惑という意味ではないです。
汚水が乾いて粉塵も舞うし匂いもします。感染や怪我などの心配もあります。
車の数がハンパないので家の前まで車で来られると、作業車両の交通の妨げにもなってしまいます。
野次馬や報道関係の車もとにかくたくさんいて、普段は静かな街が大渋滞です。
断水の場合は、お手洗いの確保も難しいです。
特に女性はお手洗いが使えないという不便さをじゅうぶんにご理解の上で入っていただきたいです。
ポリタンクに水を入れて持って行く、紙おむつやペット用シートなど給水性のあるものに用を足す、ペーパー類、それを片付けるゴミ袋はご自身で準備してくださるとありがたいです。
被災地に入られる場合は、ご自身の安全の確保が重要だと思います。
こんな事を言うのはご心配やご支援を下さる方には本当に申し訳ない思いがこみ上げますが、これからもまた誰がどこでどのような災害で被災してしまう場合があるかもしれません。
その時に必要な支援は、被災した人でなければわかりません。
自分がその立場になってみると、よく分かりました。
贅沢なことかもしれませんが、被災したからと言って、自分自身の中身まで変わるわけではなく、着るものの好みも食べ物の好みも大きくは変わらないのです。
いつもLサイズの人が、被災したからといってSサイズが着られるようにはなりません。
20代30代の人が、いくら着るものがなくなってしまったからと、70代のデザインの服でもいい!とはならないと思うのです。
逆のパターンもあります。
提供してくださる方は、いらなかったら捨ててもいいよ、と言ってくれますが、ゴミ袋不足が深刻なので、それも困ってしまうのです。
自分がこうなる前は、もしこんな話を聞いたとしても、「やってもらえるだけありがたいんじゃない?」と思ったかもしれません。
でも、そうではないことがよく分かりました。
私個人の感想ではなく、色々な人に聞いてみて同じ考えでした。
これから、自分が助けてあげたい人が現れた時にはこうしてあげたい、これはしてはいけない、と思ったのでまとめてみました。
こうしてまとめて下さってありがとうございます。
心が通い合う支援となりますように。
そして被災地で大変な想いをされている方が、少しでも早く穏やかな日常に戻れますように。
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