映画「RUMBLE~音楽界を揺るがしたインディアンたち」

ドキュメンタリー映画「RUMBLE~音楽界を揺るがしたインディアンたち」
最終日に滑り込んで見てきました。

 

素晴らしい映画でした。

 

 

 

ロックの根底 ルーツにこれほどまでインディアンの血・音楽が流れていていたとは!!
(今はネイティヴアメリカンという表現が多いですが、
ここではあえて尊敬の気持ちをこめてインディアンと書きます。)

にもかかわらず、公に語られることがなかったその関係性や歴史。

 

インディアン・・・つまり先住民族であることを知られると殺されてしまうから
出自を明かさずに暮らしていた人々がいかに多かったことか。

先住民族はもともと自分の土地であると主張し、反逆するからという理由で
次々に殺されてしまうから、黒人のふりをしていたという事実。

黒人があれだけ虐げられていたのに、それでもインディアンであることを隠して
黒人として生きていたという言葉・・・。

 

インディアンのロックギタリストでシンガーソングライターのリンク・レイの曲「RUMBLE」は
インストであるのに暴力行為を駆り立てるという理由から放送禁止になりました。

 

そしてそのディストーションとフィードバックのきいた「ランブル」から
多くのロックミュージシャンが影響を受けていて、
この曲がなかったらもしかしたら多くのロックミュージック、
メタルやパンクすら生まれてこなかったのではないかと言われています。

 

この映画には様々な有名ロックミュージシャンが登場し語っているのですが
彼らが実はインディアンの血をひき、その魂と音楽を宿していたことがわかりました。

 

ジミ・ヘンドリックスもスティーブ・サラスも、ロビー・ロバートソンも
ロバート・トゥルージロも、ランディ・カスティーヨもみんなインディアンの血をひいています。

 

この映画ではリンク・レイやジェシ・エド・ディヴィス、
チャーリー・パットンが大きくフューチャーされています。

チャーリー・パットンはロバート・ジョンソン、マディ・ウォーターズ、
ハウリンウルフに大きな影響を与えました。

ジェシ・エド・ディヴィスの音楽は聴いていましたが
これほどインディアンであることに誇りを持っていたこと
そして、その魂からの音楽性が多くのミュージシャンをどれだけ魅了していたかを
この映画で知りました。

 

 

ロビー・ロバートソンがインディアンの血をひいていたとは知りませんでした。

彼自身「今までこういうことを話すことははばかられたけれど
これからは思い切り話すことにする」と言っていたそうです。

こうしてインディアンのルーツと素晴らしさが語られる映画が公開されたことが
とても嬉しく思います。

ロックが好きな人には是非見て欲しいな~って思いますが
残念ながら今日で最終日。

なので、そのうち配信されたりDVDになったら是非見てね~。

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