人新世の<資本論>水道再公営化に見る世界の民主化運動

知らないってことは本当にヤバい。
そして、何もしないことはもっとヤバい。

 

友人の珠ちゃんこと前川珠子さんによる
「人新世の<資本論>」水道再公営化に見る世界の民主化運動についてのシェア会に参加した。

 

そして話を聞きながら、いったい何が出来るのか
何をどうしていけばいいのかということを考えていた。

 

 

話題の斎藤幸平著【人新生の「資本論」】という本は購入していたものの
なかなか読み進められず、途中で止まっていたので
珠ちゃんがシェア会をやるというので参加した。
(珠ちゃんに解説してもらうと、その後本が大変読みやすくなるから。)

 

 

で、まずマルクスの思想に驚いた。
「資本論」も読んでいないので、
勝手なイメージでしかとらえていなかったけど、まったく違っていた。

全3巻の「資本論」は、彼が生きている間1冊1巻目しか出版されなかったけど
実は、彼が本当に伝えたかったことはその先にあったことが
マルクス研究者である斎藤幸平によって明かされている。

それはまさに、今私達に必要で、向かうべき道を教えてくれるような
新しい社会システムだったということに衝撃を受ける。

マルクスは個人所有を否定していたのではなく、
資本主義が希少性を本質として、
その価値を無理やり増幅させていくから貧しいと言ったのであり、

「コモン」と呼ぶ、社会的な富
(地球環境そのものとか、水、エネルギー、土地、教育、病院、鉄道、電力などなど)を
民主的に共有管理するべきだと言っていた。

 

つまり生命体のように人間や社会を認識し、
持続可能で社会的に平等なものとして捉えていた。

労働は人間と自然の物質代謝であり
地球をコモンとして管理する社会をコミュニズムとして構想していた。

そしてそのためには一人一人が自立した意志をもたなくてはいけないと。

 

たしかに、空気も、水も、この地球の土地だって
誰のものなの?って話だ。
なのにどんどん切り売りされる。

これから水が希少性があるからとどんどん高価になり
空気もそうなる可能性だってある。

さて、そこで宮城県の水道事業だ。

水をグローバル企業に売り渡したことで大失敗し
世界では再公営化が進んでいるというのに、
宮城県は日本初の民営化 コンセッション契約することになった。

 

県が民間の意見を求めていたから意見を書いて提出したけど、
そんなのスルーでカタチだけ?と思ってしまった。

「健全な経営」という言葉の裏に隠された
「赤字になったら当然値上げしますよ」
「災害が起きたら当然復旧一生懸命やりますけど、
企業ですから出来る範囲で頑張ります。
あくまで健全な経営しながらね。役員報酬は確保した上でね」
とかいうことは、私達には知らされない。

だって、民間企業なんだもの。
企業が健全経営するためだもの。
・・・・ってさ。

 

水は命に直結するのに。

そんなのみんな知らないよ。

 

 

県の美術館の移転が白紙に戻されたように
県民みんなが声をあげたら変わる可能性はある。
今からだって。
でも、巧みに隠されたり、いいことしか報道されないからみんな知らない。

私達はちゃんと知って、行動しないといけないのだってすごく思った。

 

気候非常事態が様々な運動のきっかけになっているのは残念だけど
私達って切羽詰まらないと、自分の身に関わらないと無関心だったりするからね。

当事者である私達が、当事者意識を持たなくてはいけない。

 

気候変動だって、いろんなことが絡み合っている。
人間活動や社会システムから起きている。

私達がどう在るか。という心の在り方と
私達が創りたい未来と
現在のシステムや状況と
すべてをつなげていく必要があるのだと思った。

私達一人一人が知って、繋がって、市民運動のカタチにしていかないと。

 

ということで、伝えられる人には伝えて
「人新世の<資本論>」と、
岸本聡子さんの「水道、再び公営化!」を読まないと!

 

そして、是非珠ちゃんのこのシェア会をリクエストして
みんな話を聞いた方がいいよ!!絶対!!

珠ちゃんのブログ
人新世の<資本論>」 水道再公営化に見る世界の民主化運動 についてのシェア会
https://artandlove.exblog.jp/32248009/

なお、水道、再び公営化レビュー
https://artandlove.exblog.jp/32243519/

人新世のレビュー
https://artandlove.exblog.jp/32179975/

 

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