俵万智さんの

「散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる」

という歌が好きです。

美しく咲き誇り

あっという間に散っていく桜。

だからこそ私達は桜の美しさと

かけがえのない命を感じてしまうのかもしれません。

「散る」のは悲しくも寂しくもあるけれど

そのいのちの輝きを心に残して

微笑んで枝を離れる。

そんな、桜。

毎日お詣りに行っている瀧澤神社の椿は

花が丸ごと沢山落ちていました。

それもまた旅立ちのかたち。

「最後だとわかっていたなら」

という有名な詩があります。

https://sanctuarybooks.jp/webmag/20190308-2638.html

先日私の友人のご主人が突然倒れて

帰らぬ人となりました。

また数年前は私の友人が

会議中に突然倒れて

そのまま旅立ちました。

私達は誰でもお別れの時はやってくる。

それはもしかしたら今日かもしれないし

明日かもしれない。

日々「ああ、これをやらなくちゃ」って思いめぐらせることも多いけれど

でもそれでも、

「今、この瞬間が最後だとわかっていたら」って

さりげない日常で思い出すようにしています。

散るという飛翔のかたち。

旅立つという飛翔のかたち。

さあ、5月が始まりました。

さわやかな風薫る季節の

一瞬一瞬を味わい、
楽しんでいきたいですね。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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