愛の眼差しと繋がり。濃くて感動のおかえり気仙沼

「おかえり気仙沼2024」ということで、
1泊2日で気仙沼に行ってきました。

 

もう、めちゃくちゃ濃くて、感動がつまった時間。

 

震災後ずっと開催されている立川志の輔独演会は
糸井重里さんの発案で、地元の人がイベントを主催し、
その独演会に気仙沼以外の人を迎えるというもの。

今回も私達のように仙台から行ったり、遠く沖縄やアメリカからも参加者が!
そうやってみんなで気仙沼に行って落語を見て、買い物をして応援する。
その発想がすごいな~。

 

そして、志の輔さんの落語は、仙台で見たのとは違う!
なんというのだろう、言わずとも気仙沼の人達に対する愛が溢れているのです。

 

今まで何人かの噺家さんの落語を聞いたことがあるけど
志の輔さんのお話に出てくる人々は、一人一人が生き生きとそこに存在していて
志の輔さんが世界を、人々をどれだけあたたかな眼差しで見ているかがめちゃくちゃ伝わってくるの。
まさに、愛の目で世界を見ているのだろうな。

 

独演会会場では主催の気仙沼つばき会(おかえり気仙沼実行委員会)のみなさんが迎えてくれて、
地元の産品の販売が行われ、それと一緒に能登のみなさんの販売コーナーがありました。

自分たちが被災し、様々な人に応援されたからこそ、能登の人達を応援したいという気持ちで
能登の方々がお米や塩、お菓子などを販売。
まだまだ大変な状態で、商品を集めるのも大変だったらしいけど
みんなが応援して、飛ぶように売れていました。

私達が泊ったのは大島の明海荘。
最高の笑顔と、新鮮な海の幸をはじめとする食べきれないほどのお料理が迎えてくれました。

 

 

それだけでなく、翌朝、朝食後に伺った女将のかよさんに、
震災の時のこと、その後のことを色々お話を伺いました。

 

その時の気持ちはどんなに想像してもはかりしれないけど、
私達は想いあいながら、人との繋がりと愛とあたたかさが
何よりも生きる力となり、喜びとなり、
それこそが生きているってことなんだなってしみじみ思いました。

様々な出来事の中で、そこから感じられる想いや愛に
そのたびに感動して、みんなでずっと泣いたり笑ったり。

 

お話の内容は珠ちゃんのブログに詳しいので是非ご覧くださいね。
https://artandlove.exblog.jp/33385894/

 

そして今回はかよさんのお話だったけど、
一人一人の中にそれぞれの物語があるんですよね。

 

是非とも、気仙沼で、つばき会のそれぞれのみなさんのお話をききたいし
沢山の人に聞いて欲しいです。
気仙沼の宿に泊まって。

 

明海荘の前でかよさんと私達。
みんなして、シャークスのTシャツを着ています。
色違いのTシャツも素敵で、これもまた応援!

明海荘をたって、小田の浜で海に入ったり、

ハッポースチロールの会社の社長さんが始めたという
トランポリン場で楽しんだり、

神社にお参りしたり

そして気仙沼のアンカー珈琲さんでランチを食べた後
気仙沼に移住したという画家の山本重也さんの個展へ。

そこには毎日描かれた気仙沼の風景があり、
どれもがあたたかな眼差しと光に満ちていて
とても幸せな気持ちでいっぱいになったのでした。

何と言っていいのだろう。
この2日間で感じた気仙沼は、どこにも、愛に満ちたあたたかな眼差しと
人と人のつながりがあって、私達の幸せってこういうことなんだなって
しみじみ感じたのです。

私達を迎えてくれた気仙沼のみなさん、
そして私達を誘ってくれたつばき会のメンバーである友人の愛ちゃん
本当にありがとうございます!

そしてね、この「おかえり気仙沼」はこれからも続くので
是非来年参加して欲しいなって心から思います。

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