未来への想いをつなぐ「311つなげよう希望の光・星空プロジェクト」
3月11日は9回目となる
ローズの会主催「311つなげよう希望の光・星空プロジェクト」でした。
今年も想いを共にして、とてもあたたかな時間をみんなで過ごすことが出来て
本当にうれしかったです。
2011年にスタートした「311星空プロジェクト」
311星空プロジェクト of 311hoshizora_project
あの日明かりを失った空には満点の星が広がっていました。
本当は常にそこで輝いていたのに
いつもはほとんど見えなかった星空。
私たちの存在そのものも
あたりまえの日常も
遠くへ旅立ってしまった人も
こうしてここにいる私達も
すべてが愛しくて尊い。
普段たとえ忘れていたとしても
その輝きは決して失われることはなく
常にここに共にあり続ける。
その輝きを忘れることなく、共に、
ずっと感じ続けていきたい。
喜びも悲しみも、あらゆる感情を抱きしめて。
そんな想いがつながったら
世界はもっと優しくて、幸せになる。
そしてそれが世界平和につながるかもしれない。
そんなことを感じて、私はこのプロジェクトを周りの人に伝えていました。
そして震災の年にローズの会
アースアイデンティティプロジェクト
スーパーネスンスアカデミックの河原裕子会長と出会い、
2013年3月10日に共催で
「絵のない絵本 この星が絵でうめつくされたら」の朗読会と
世界一大きな絵のプロジェクトのイベントを行いました。
世界中の子供たちが描いた絵をつないで
世界一大きな絵、しあわせのアートにするという
平和のプロジェクトです。
そしてその翌日の3月11日に
「311つなげよう希望の光・星空プロジェクト」の
第1回を開催しました。
（それとは直接は関係ないけど
東ティモールの独立を描いた
「カンタ！ティモール」というドキュメンタリー映画を
仲間と上映したりしました。）
私の中ではずっと
震災と星空の先にある永遠のいのちの輝きと
世界平和はすべてつながっていたのです。
悲しみも愛しさも尊さも切なさも
鎮魂も祝福も
すべてこのいのちの永遠の中にある。
そしてその想いを未来につなげていきたい。
そう思っていました。
ずっと。
「震災と世界平和のどこが関係あるの」って
激しく拒絶されたこともありました。
でも、それは2011年の状況の中ではしょうがありません。
そしてあれから11年。
今だからこそ、これをあえて言ってもいいのかなって思えたのです。
毎年読んでいる「この星が絵でうめつくされたら」に加えて
今年は珠ちゃんこと前川珠子さんが2011年に書いた文を
今だから読んでもいいねって読むことが出来ました。
その文はこちら
３・１１ 空には満天の星 : artandlove☆もんもく日記２ (exblog.jp)
そしてもうひとつ読んだのは
祝詞の現代語訳のような「とほかみえみため」は
前日夜に出来上がった珠ちゃんの文で
未来への希望と祝福と意思のような文です。
とほかみえみため : artandlove☆もんもく日記２ (exblog.jp)
今世界でいろいろなことが起きているからこそ
今この瞬間の愛しさを胸に
自分を愛で満たして
想いをつなげていきたい。
想いは祈りであり、光であるから。
311のあの日からずっと毎日歌い続けている
ソプラノ歌手の竹林加寿子さんの
アヴェ・マリアのカッチーニは
祈りとしてそこを満たし広がっていきました。
タイのバンコクからお越しの阿部恭子さんは
本当にかわいらしい絵を沢山展示してくださいました。
心の中があったかくなって
自分の中に花が咲いて、様々な色彩で彩られ、
内側から喜びと元気がわいてくるような絵で
みんなを笑顔にしてくれました。
311つなげよう希望のひかり・星空プロジェクトには
それぞれの想いを持ったみなさんが集まり
それぞれの想いを語り
キャンドルに灯をともして
大切なあたたかな時間をすごすことが出来ました。
今年は滋賀県湖南市 元市長 谷畑英吾氏や
元TBSアナウンサーで
現在TBSテレビ・TBSホールディングス
総務局 CSR推進部 部長／DigiCon6 ASIA事務局 海外ディレクター
秋沢 淳子さんも参加してくださいました。
鎮魂と感謝と未来への希望
みんなの想いを響きあわせる
そんな幸せな時間でした。
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